「全国一斉生活保護ホットライン」を実施します（実施日：2017年12月11日）

2017.12.04

終了しました。

２０１３年１２月に改正生活保護法が成立し、２０１４年７月から本格施行されています。また、生活保護基準については、２０１３年８月から２０１５年４月にかけて段階的に生活扶助基準が平均６．５％，最大１０％引き下げられたことに加えて、２０１５年７月からは冬季加算も引き下げられました。このような相次ぐ生活保護基準の引き下げにより、現実に必要な暖房費が賄えなくなるなどして、人命や健康に関わる事態の発生が懸念されています。

また、生活保護利用の要件が整っているにもかかわらず申請をさせてもらえないという事態は未だになくなっておらず(いわゆる「水際作戦」)、当会が毎週火曜日に実施している生活保護無料電話相談でも、生活保護利用の要件が明らかに整っていると思われるにもかかわらず、申請を拒絶されたという趣旨の相談が寄せられております。

そこで、当会および日本弁護士連合会は、県民の皆様に生活保護に関する法的助言・援助の場を広く提供するとともに、生活保護行政の運用実態を把握するため、下記の要領で「全国一斉生活保護ホットライン」を実施することといたしました。

お気軽にご参加下さい。

実施内容	全国一斉無料電話相談 ＜特設電話番号＞ 0120-158-794　　チラシ【PDF:257KB】
実施日時	２０１７（平成２９）年１２月１１日（月）１０：００～１６：００
担当者	富山県弁護士会貧困問題対策委員会所属の弁護士
相談事項	生活保護に関する法律相談全般
実施方法	相談をご希望の方は、上記の特設電話番号に直接お電話ください（予約不要）。 なお、上記特設電話は、相談時間以外は通じません。
お問い合わせ先	富山県弁護士会事務局（電話　076-421-4811）